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教育とは何か?子供から考えさせられる今の日本を、美術家高橋万弥さんと考えてみました

最近聞いた子供の教育現場の話は、私の世界観を一変させるに十分な内容でした。ということで、まずはそのお話を先に公開。

舞台はシンガポール。シンガポールで子供の頃から育った子供が、日本の四季・教育も体験するためにと、中学になってから2年半程、日本に行かせたそうです。
帰ってきた子供は、母親にこの言葉を告げて日本での教育を望みました。

さて話を聞いてびっくりしたのは母親。

「お母さん、僕、日本でこれからも勉強したいな。だってさ、こっちの国って(シンガポール)みんなが頑張ってるけど、日本は頑張っていない人がたくさんいるんだ。なんかどうでもいいやって思っているみたいで、将来のことなんてどうでもよさそうなんだよね。コンビニでバイトすれば良いっていう子もいるし。一緒にいると凄い楽なんだ。大勢の中でも静かにしていれば目立たないですむでしょ。宿題なんていわれたことだけやればいいしホント楽なんだよね。ねぇお母さん、日本の方が楽だから帰りたいなぁ。」

教育に以前から関心があり、日本にいた頃、中高校などでインタビューしたり、3ヶ月の旅の中で、実際に子供のいる親御さんから話を色々聞いてきました。そんな中、今まで私が聞いたことのないような回答でした。(そりゃそうだろうと言えばそうなのですが^^)
この話は、海外から日本に入ってきた子供が素直に感じた事実。

「いや、前々からそんな話よく聴くじゃないですか、やる気がない子供が多いって。」こういった発言をする人程怖い。それも子の親のケースであることも多々あるから始末が悪い。あなたの子供がその場にいるんですからもっと考えた方が良いのではと。

昨今若者のやる気のない症候群がとり立たされますが、10年以上も前からこの状態で教育が続いており、今まさに子供を抱える親にとっては、その現場に子供を入れているということを認識しなければいけないのかもしれません。

自分の国の子供だけで物事を考えれば、良い子もいれば、悪い子もいるで話は終わりますが、他国からみて、日本が今「頑張らなくても良い環境になっている」ことを認識しておく必要があるのではないでしょうか。

さて、そんな中、今日お話を伺ったのが、美術家でシンガポールで初の絵画教室を始めた、STUDIO MIU ART代表の高橋万弥さん
連日子供を始め大人の方も絵画を描きにいらっしゃるそうです。
高橋万弥さんとビジネスバックパッカー

若い頃から美術に関心があり、違ったものをもっと見たいという思いからパックパッカーも1年ほど不定期にされたそうです。その時に好きになった国「中国」。中国に近い風土を持ち、文化のまだ新しい国「シンガポール」にて絵を教えたい!その想いから1996年から絵画教室を始められたそうです。
彼女が求めてきたもの、それは、『心の目を開いての自分との対話』。それが素直にできる『柔軟な思考』

お話を聞いていて感じることは、「情操教育が(シンガポールよりは)進んでいるはずの日本が、何故こんなに諦めムードが漂ってしまうのであろう」と考えさせれてしまいます。冒頭の子供の「日本の方が楽だから帰りたいなぁ。」という発言は、本当の意味での情操教育が行き届いていないからなのかもしれません。

しかし、そんな話を高橋さんに聞いてみると「頭カッチカチの人が絵を描いて半年ぐらいしてから会ったときに、こんなことを言うんです。『今までは木は木だったんですが、最近色んな木があるんだなぁと。』色んな視点からものが見れる柔らかい頭ができたのかもしれませんね。」と。

頭カッチカチで良くない事を取り上げてもう駄目だと騒ぐ、一部のステレオタイプな大人がいる日本。そんな行き場のない状況を自虐的に演出している中で、諦めムードは現実的に子供に影響を与えている。大人を変えることは難しいが、こんな大人を増やさないためにも、豊かな感性を持った大人たちが今後も子供達にアイデンティティを伝えていく必要があるのかもしれないですね。

さて、そんな高橋万弥さんの記事は後日公開!

サッカー選手とライターに共通するモノを見る力。Sリーグ中村彰宏選手を取材

グリーンカードと日本国籍を置いた日系シンガポール人

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