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インドネシアの宗教観

インドネシアといえば、イスラム教で有名な国の一つであり現在イスラム教徒最大の国。

イスラム教といえば、先行的に感じるのは豚肉、酒の禁止、一日5回の礼拝、服装などでありますが、こちらジャカルタに来るとイメージしていたものとは全く異なることを感じます。

まず、服装
ほとんどの女性が肌を露出しています。むしろ、日本人以上です。
頭まで身にまとっている人は、全体の5%ぐらいでしょうか。全く見ないわけではないですが、極めて少ないです。
インドネシア ショッピングモール
↑ショッピングモール内、ほとんどいませんね。

HOKAHOKABENTO インドネシア
↑一人頭からかぶっている人がいるのわかりますか?

そして、食べ物
まずはお酒ですが、これは確かにレストラン、フードコートなどには置いていないです。
ただし、金で解決することも良くあるようです。
ホテルや一部のレストランではお酒があります。
BINTANG ノンアルコール
↑このようなノンアルコールビールが置いてある店も。

次に豚肉。これも同様に食べられない場所は多いです。主に外資系などのファーストフード店にはある程度の規制があるようです。
マクドナルドには、豚肉はありません(ついでですがなんとご飯メニューもある!)。
kfc171
日本のほかほか弁当(HOKAHOKABENTO)はこちらではレストラン的な感覚ですが、豚肉はありません。
HOKAHOKABENTO インドネシアただし、インドネシアの
元々の伝統料理や中華料理屋では豚肉が食べられるケースが多いです。許可されているとか(もちろん非認可も多いでしょうが)
日本人用スーパーマーケットには、豚肉がおいてあります。 基本的には豚肉を調理する場合には、まな板や包丁、販売コーナーを分ける必要があります。
インドネシア ジャカルタ papaya パパイヤ スーパーマーケット

ただし、勘違いしてはいけないのは、これらはイスラム教に基づいているわけですから、それ以前は豚や酒を取っていたということです。

次に礼拝ですが、これは現地人からですが5回している人はあまりいないとのこと。
これは他の国も同様ですが、やはり経済レベルが上がるにつれて、一日2回などとなってきているようです。

イスラム教は、他の宗教観と異なり、政教分離では原則ありません。
この国では、国民は必ず5~6程ある世界的に大きな宗教を信仰せねばなりません。
無宗教というものはありえないということです。
また、新興宗教にたいしては認可していないようです。

ここで、興味深いのは、インドネシアには中華系がとても多いということ。
これは、インドネシアを旅して初めて感じたのですが、国籍はインドネシアだけど僕は私は「中国人」です、という人たち。

dscn0497

中国人は何十パーセントという割合で占めるようです。中華系ショッピングモール
なお、韓国人が4万人、日本人が1万人ほどインドネシアにはいるようです。(ジャカルタの日本人が6000人)

彼等はイスラム教を信仰するというよりは、仏教、キリスト教を信仰するケースが多いようです。
先日会った中国系インドネシア人は仏教。
神という考え方はあまり好きではなく、己と向き合う仏教が好きだといいます。

話題がすこしづれるので段落を変えますが。。。
この国は中国人の力が本当に強いです。お金を持っている=中国人ですから、(ただし国籍はインドネシア)純粋のインドネシア人と付き合うケースは割りと少ないようです。中国人は中華系ネットワーク内で生活することが多いということです。
大学も中華系がほとんど占めている大学などが多いようです。
ただし、中国人もインドネシア人もイスラム教徒であれば原則は同じ立場(のはず)ですが。

さて、話を戻して宗教観。
イスラム教では、平等が基本原則。ただしお金を稼ぐことは悪いことではないので、稼いだお金の一部は貧しい人にあげたりするのも割りとよく見ます。

 「喜捨」。これは富めるものが貧しいものに財産をわけあたえることです。イスラムは商人の倫理が根っこにあるから、まともな取引で儲けることはいいことなんですが、儲けっぱなしで、財産をため込むことを卑しいこととします。儲けたなら、それを貧しいものに施すことを勧めます。
 これは、逆から見ると、貧しい者は豊かな者から恵んでもらって当然だ、という考えになる。日本人がイスラムの国に旅行した。駅を降りると乞食の人が寄って来るんだって。「金をくれ!」と言うその乞食の人の態度が滅茶苦茶でかい。日本人から見ると威張っているように見える。ムッとして「なぜ、お前に恵まなければならないんだ?」と問いかけたら、「お前は日本人だろう、お金をたくさん持っているはずだ。俺は貧しい。豊かな者が貧しい者に恵むのは当然のことだ。俺がお前の金をもらってやる。そうすればお前は喜捨ができて、来世で救われるのだ。」と理屈を言ったそうです。
 本で読んだか人の話か忘れましたが、そんな感じらしい。貧しい者がもらってやらなければ喜捨はできないので、貧しい者も卑屈になる必要がない。貧しいということは、どんな世界でも決して楽しいことではないはずです。でも、こういう喜捨の考え方があれば、表面だけでも貧しい者が卑屈にならなくてもすむのかもしれません。
世界史講義録 第44回  イスラム教の特徴 より引用

こちらにも書いてありますが、実際に現場で物乞いがいると、お金を恵むケースが、タイやカンボジアに比べると多いように感じます。
現地の友人に尋ねたところ、「当然のことだから」という返事が。(←つまり彼は金持ちなんですよね)

そして、諸国との関係
インドネシアが一番嫌いな国ってどこかご存知ですか?

それは、

アメリカ。

イラク戦争ですね。同一宗教を敵にしたことで、非難が集中しています。

ただ、その流れも変わってきているようです。
それは、大統領が変わったこと。

オバマさんは、インドネシアに一時住んだことがあるそうで、彼のおかげでアメリカに対しての反応もまた変わってきているようです。
これは、期待が込められているのでしょうね。(現地人よりの情報)

またインドネシアはオランダの領土でもあったり、日本の領土であった時期もありますが、オランダからの独立時に日本の残留兵が一緒に戦ったことなどから、日本に対しては割りと友好的なようです。

ちなみに中の良い国は、マレーシア、シンガポール。近いですし、多くの優秀な人材が流れているようです。

なお、引用でも使わせていただきました世界講義録にイスラム教について、わかりやすく書いてあります。
もちろん全てが真実ではないでしょうが、概要だけはわかるのではないでしょうか。
イスラム教は特に政教一体的なものですから、付け焼刃の情報ではかえって危険な可能性もありますが、最低限知っておいたほうが良いかもしれませんね。

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