インドの聖地バラナシ(ヴァラナシ)への誘い

デリーで1人の青年に声を掛けられました。
普通なら無視か愛想笑いでスルーするのですが、彼の目を見た瞬間に何か話してみたいそんな感じにとらわれました。

「ネパール人ですか?」

彼の最初の言葉です。後から聞いてみたのですが、本当にそう思ったらしいです。
彼の名はOM(オーム)。バラナシのホテルのオーナーの弟だと言います。
デリーのディワリを見るためにやってきました。
ヴィシュヌレストハウス

彼の事を騙されても良いから信用しようと思ったきっかけは、お互いの恋人の話になったとき。彼から話し始めたにも関わらずあまりにも私の置かれた状況に似ていたためです。
彼の元恋人は日本人。バラナシのホテルに泊まったことが縁で知り合ったそうです。そのこともあり、彼は日本語が多少話せます。
(とはいえ、面倒くさいので英語で会話していましたが。)

こちらは目下失恋中で落ちている男。そんな私の気持ちをカタストロフィしてくれたのが彼でした。

彼(20歳)は言います。
「物事には全てカルマがあって、その行動、その出会いと別れは全て必然である。だから、今回の別れは何も気にする必要はないし、次のために必然なんだ。」

彼のカーストはブラフマン。おじいさんはバラナシの元キングだったような人でもあったと後で知ることになります。(これは本当)

彼は20歳には見えないぐらい、自信に満ちあふれています。
それは、今何も持っていないことへの不安よりも、必ず手に入れることが出来る事への自信。
それは、「自分の名前と手相、そして母親からの教え」があるからと言います。

OM。この名前はインドでも珍しいです。「始まり」を意味します。
何かを唱えたりするとき「オ~ム XXXXX」とお経が始まったりすることを聞いた事がある方もいるのではないでしょうか。

又、彼の手相には両方に3本の槍(トライデント)の線が入っています。
インドの神様の1人シヴァが持つ槍です。
インド人が見ると、凄いという人がいます。とっても珍しい手相。

これらが、彼に自信を与えるようです。
自分はシヴァの使い手であるということが。

彼との時間はこの後、デリー、バラナシと約2週間一緒に過ごすことになります。
まだまだ何か不思議なことが起こりそうです。

追伸
彼が酔っ払った際、Hな店に行きたいと言うことになりついて行くことに。
デリーはニューデリー駅を挟んだオールドデリー側。
こんな何もなさそうなとおりの2階が全て実は、そういうお店なのです。
中はサウナのように男女が入り乱れています。
私は・・・ごめんなさい。ここで何かをする勇気はございません。
オールドデリー