プライベートレッスンの先生でもう1人お世話になったのは、ビジネスコンサルタントでもあるサンディープ先生。
期間こそ短かったですが、彼には面白い考え方と「バイブル」と呼ばれる物を頂きました。
熱血サンディープ先生。
話し始めて30分。私の英語力を教えてくれました。
君は話すことは問題ない。聞き取りもそんなに問題ない。
「ボキャブラリー」を増やす必要がある。
そのためには、君にはこの、「バイブル」が必要だ!
といって渡してくれたのは「テサラサス(thesaurus)」。
要するに類語辞典です。
こんな辞書があること自体、実は初めて知りました。
期間中、私は全ての単語はこのテサラサスを引いて調べていたのです。
例えば、
こんな感じです。
この辞書めっちゃ便利です。ただ旅には持って行けませんが。
サンディープがもう一つ話していて興味深かったこと。それは、インド人が何故どこの世界でも適応することが出来るのかと言うことでした。
インドといえば、ご存じない方の方が多いと思いますが、その州、さらには地域ごとに文化や「言語」が異なります。
ですから、その土地で生まれたときから既にいくつかの文化や言語に触れ合うことになるのです。更に公用語の英語やヒンディー語。
サンディープ自身も5つのインドのローカル言語と3つの外国言語を使用します。
彼は言います。
インド人には生まれたときからいくつかのチャンネルが入っている。
それは、その時々に使い分けることが出来る。
英語のチャンネル、何々地方の言語のチャンネルなど。切り替えるだけだからごっちゃになることもないし、困惑することもない。
彼は私に既にチャンネルは出来ているからそのチャンネルに焦点を当てられるような学習をしなさいと言いました。
つまり、日本語など一切触れないで、英語のチャンネルだけを常にキープして、確実な物にしろと。後は、勝手に追加されていくといいます。
インド人がどこの国にでも適応していける理由は、何も英語が話せるということではなく、こういった背景もあるのかもしれませんね。